Sigilのデザインについての小考
個人的にはSigil魔術をやる時はFrater U∴D∴が定式化したアルファベットをトポロジカルに組み合わせてSigilを作る方法を用いる事が多い。
この方法を行う度に何時も思うのだが、シンプルなデザインを目指して考え過ぎると頭の中がトポロジカルに柔軟になり過ぎて肝心のSigilが魅力の無い形になってしまう事が多い。そもそも精霊の印があれば全てのアルファベットは表示可能なので、シンプルで対称的なSigilを作ろうとするとどんどん精霊の印に近づいてしまう。
「お前にはデザインセンスが無い」と言われればそれまでなのだが、解決法が無い訳ではない。現時点で思いつく限りの解決法を以下に挙げてみる。
- 漢字などのもっと複雑な文字を使う。
- 一発勝負で思いつくままに文字を重ねていく。
- Sigilが非対称な形になるようにデザインする。
- デザイン上のアクセントになる文字を、あまり変形させずに目立つように残しておく。
非対称にしてアクセントを付けるとカオスっぽい雰囲気というか生き物らしさが出る。特に角や目玉に見えるような部分は、そこを強調するような配置にすると特徴が出てくる。
去年の8月7日のエントリに載せたSigilは上記3と4に注意して○○ゃ〜○と作った*1。え、やっぱりセンス無いって・・・orz