恥ずかしながら今まできちんとニーチェを読んだ事が無かったのだが、この本は哲学素人でニーチェ初心者の私には大変読み易くて面白かった。 現世の権力と結びついて個々の人間の生命を脅かしその力を奪い取っていく『博愛』『平等主義』といったキリスト教的…

構造主義の始祖ソシュール、そして四銃士たる、レヴィ＝ストロース、バルト、ラカン、フーコーの思想を易しく噛み砕いて説明している本。 「あとがき」の 私も人並みに「人としてだいじなこと」というのが何であるか、次第に分かってきました。そういう年回…

世の中には如何にして「モテる」ようになるかについて書かれた本が氾濫しているが、この本は逆に、オタクが「モテない」ようにする為に如何にして『護身』すべきか、について書かれた本である。 恋愛資本主義に毒された負け犬女達をバッサリと切り捨てた前作…

哲学書についての感想文を２つ程アップしようと思ったが、その前に、魔術オタク必読と思われる面白い本があったので先に紹介する。

メイド喫茶は風俗店か否か、という議論がインターネット上で数多く見られるように、メイド喫茶は通常の飲食店と風俗店の境界に居る。しかし通常は風営法*1には引っかからない。 現在のメイド喫茶ブームと似たような状況は、凡そ２０〜３０年位前にもあった。…

先日は、迂闊にもFraterCS氏のエントリ*1に触発されて、「Magickal Memo」と題したブログであるにも関わらずメイド喫茶に対する信仰告白*2をしてしまった。 という訳で本日は強引にメイド喫茶と魔術を結びつけるエントリを書いてみる。 *1:http://d.hatena.n…