Tweiiter of Hocuspocus_Mage The Starry Abode

「寝ながら学べる構造主義」(内田樹著、文春新書)*4

構造主義の始祖ソシュール、そして四銃士たる、レヴィ=ストロース、バルト、ラカンフーコーの思想を易しく噛み砕いて説明している本。
「あとがき」の

私も人並みに「人としてだいじなこと」というのが何であるか、次第に分かってきました。そういう年回りになってから読み返してみると(中略)構造主義者達の「言いたい事」がすらすらと分かるではありませんか。*1

という文章がとても印象に残った。
何事も頭でっかちでは駄目、という事を常に自戒しておこう。

*1:本書200ページ