Tweiiter of Hocuspocus_Mage The Starry Abode

2008-01-01から1年間の記事一覧

Liber LXV 『蛇に巻かれし心臓の書』 第二章

第二章の訳を公開します。 http://www.joy.hi-ho.ne.jp/%7Ehocuspocus/stars/liberlxv/ 誤訳の指摘などがあれば大歓迎ですので宜しくお願いいたします。第三章は今年の9月末までに公開予定。

自分自身をネタに弟子を笑わせる事の出来ない導師は二流である。

随分前に「ぴあ」の巻末で連載されていた大川興業総裁のコラム『金なら返せん』に書いてあった話なので真偽の程は判らないし、原文が手元にないのでうろ覚えで書くが・・・ オウムの麻原の説法は非常にユーモアに溢れたものであり、幹部一人一人の癖などを非…

上手に笑う事

最近、某掲示板の某魔術スレッドで某流派関係の人が盛んに書き込みをしているけど、それに対して「あんた等の流派には笑いが足りない」という趣旨の書き込みを見かけた。 正直、その意見自体は非常に的確な論評だと思うのだけれど・・・『笑い』というのは、…

『偽りの自我』について

W.E.バトラーの本に『偽りの自我』という言葉が頻繁に出てくる。それによればまるで『偽りの自我』は魔術修行者の霊的な進歩を妨害する為に存在しているようであり、『逆向き瞑想』などの修行によって破壊せねばならないもののように記述されている。 だがし…

Liber LXV 『蛇に巻かれし心臓の書』 第一章公開

先日、2chで「そういえばもうすぐ日本でもクロウリーの著作権が切れるんじゃない?」という書き込みがあったので調べてみた。正確な日は判らなかったが戦時加算込みで5月末には切れるようだったので、昔翻訳しかけた文書を公開してみる。 ここで公開する第…

『ニーチェ入門』竹田青嗣著:ちくま新書 *1

非常に丁寧かつ無理なくニーチェの思想を現代的に解釈する本。amazonのレビューにもあったように、ある意味真っ当過ぎて面白くないが、それは現代社会にニーチェの考え方が浸透している事の証とも言えるかもしれない。 私がニーチェを読んで何となく思ったこ…

最近気になったニュース

「LSDの父、化学者アルベルト・ホフマン死去 102歳 」 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200804300024.html 合掌。ホフマン博士はあくまでもLSDを医療用として考えていたようだけれども、結局はそちらの方面で使われる事は殆どなく、良い意味でも悪い…

エクスカリバーの鞘の修理

先々月に魔術儀式をやった時に、儀式用の剣として使っているエクスカリバー*1の鞘を巻いている革紐が切れてしまった。改めて触ってみると、革というよりも紙のような脆い素材だ。 という訳で先ほど張り替え作業を行った。 以下、作業の模様。 革紐はハンドバ…

親しみ易いリズムの神秘

発声とリズムによって人はどれだけ意識を変容できるのか、その素晴らしい実例があったのでメモ。 http://jp.youtube.com/watch?v=DHVTgRHCfS0 (ニコニコ動画のIDが無い人はこちら) http://www.nicovideo.jp/watch/sm3113423 (オリジナルのニコニコの動画)…

リズムと魔術の関係についての雑感

それゆえ音楽はけっしてほかのもろもろの芸術のようにイデアの模造ではなく、意志そのものの模造なのである。(ショーペンハウアー著『意志と表象としての世界』第三巻52節;斎藤忍随訳) 先日魔術仲間と呑んだ時に「魔術実践してるロック・ミュージシャン…

光体の育成について

暫く前に職場でアストラル作業をしていたら、普段はその時間に来ない同僚が突然部屋に入ってきた事があった。まるで深海探検船の母船にトラブルがあったような感じで、物理的肉体と光体で2重に意識が働く。その時は、同僚の言葉に生返事を返しながらイメー…