エクスカリバーの鞘の修理

先々月に魔術儀式をやった時に、儀式用の剣として使っているエクスカリバー*1の鞘を巻いている革紐が切れてしまった。改めて触ってみると、革というよりも紙のような脆い素材だ。
という訳で先ほど張り替え作業を行った。
以下、作業の模様。

革紐はハンドバッグの紐に使えるようなやや高めの幅1cmのモノ*2。丈夫なのは良いのだが厚さの為にそのままでは鞘と金具の間に入らない。

仕方がないのでネットで革を薄くする方法を調べて革包丁をゲットし、手で革剥きを行う。この作業を行わなければ、革包丁なんて一生手にする事も、いや名前を知ることすらなかったかも・・・

接着剤で貼り付けてから、鞘の印(写真の白い点)に紐の交点がくるように紐を巻く。

完成。

*1:お値段については武器屋とか山海堂のWebページでも見てください。しかし、エクスカリバー位の長さだと、正直儀式用としては使いにくい。腕力が無くて片手で振れない人の場合はそもそも論外なのだが、抜刀・納刀が問題なくできても、帯剣したまま座ったりする時に結構邪魔なのだ。

*2:2mの長さを買ったがちょっと短くて苦労した。私のように革加工に慣れてない人が同じ作業を行う場合は余裕を持って3m位の長さにしておくほうが良いと思う。