魔術儀式の実演
江口氏のトークの前座でリチュアルマスターとかいう人*1が小五芒星儀礼〜アナエル召喚までの一連の儀式をするとか。
え、空いたスペースと言えば前の方のちっちゃな舞台？しかないよ？と思っていたら法衣を着たリチュアルマスターさんが現れてその狭い場所でテンポ良く一連の儀式を行った。2chではかなり叩かれていたが、私のようなへぼ魔法使い見習いにもアストラルイメージはそれなりに感じられたので叩かれるほど悪い出来では無かったと思う。ただ四大旗の象徴も儀式のやり方もGDとはかなり違っていたのでちょっと戸惑った。「ヒーリング」という言葉が何回も出てきたし。
でもって、以下にいちゃもん：
- 魔術武器で象徴を描く時に手首を振って描いていたせいか、軌道があまり綺麗に見えなかった。魔術武器を扱う時はあまり手首をこね回さない方が良いと思う。
- 振動は悪くなかったが、素の儀式文の発声はちょっと小さかったかな？強弱のメリハリを付けるのは良いことだけどね。司会のオネーちゃんは非常にしっかりした発声をする人だったので、この人にも儀式をやって欲しかった。
- 儀式はやっぱり場所のセッティングが重要。五芒星儀礼は『円』内が一番儀式の効果を感じ易いので、部屋の端の方でやったのが2chでの悪評の一因だと思う。
- これは儀式を行った人よりもその人の流派の問題かもしれないが、「西の四大元素」のような意味の通らない直訳気味の儀式文が多い。もう少し言葉の内容と流れを吟味してはどうだろうか？
「魔術は芸術」というのがこの展示のコンセプトらしいが、芸術ならば宗教とは違って批評が許されるはずだ。これからは魔術儀式の実演があった時は皆で貶し合って・・・もとい前向きに改善点を提案しながら批評しあって技量を切磋琢磨して行って欲しいなあ。
