2005-01-25 はじめての構造主義(橋爪大三郎著、講談社現代新書) 雑記 レヴィ・ストロースを題材にとって構造主義の何たるかを簡潔に説明した判り易くて面白い本。著者の学者としての力量が伺える。 著者の、日本人はそもそも近代(モダン)思想を持っていなかったのだから徒にポスト・モダン思想を追いかけるのではなく先ず日本独自の近代思想を確立すべし、という意見には同感。 でも現状はそうじゃない。