Tweiiter of Hocuspocus_Mage The Starry Abode

コバイア語のマントラ瞑想

昨日、コバイア星からやってきたフランスのジャズ・ロック・バンド、マグマの『Theusz Hamtaak』を聴いていたときに、ふと思い立って冒頭のコバイア語チャントの一節でマントラ瞑想をしてみた。
見事にキタコレ!!って感じになった。低音の響かせ方と抑揚とリズムは非常に参考になる。
インターネット上にあるマントラのMP3ファイルは以前に紹介したような、正直に言えば眠くなるようなものばかり。マントラ瞑想の実践の参考には殆どならないのだが、恐らくは、聞きながら瞑想する人*1を対象にしたものだからだろう。
よって、マントラ瞑想の際の発音の方法などが判らない人はその手のCDとかMP3ファイルを探すよりは、お寺で実際にお坊さんのお経を聞くか、或いは音楽を聴くと良いだろう。マントラ瞑想のテクニックは既に現代音楽やテクノやHIP POPで実験されつくしているので今時神秘的でも何でもない*2。既にそこら辺のラッパーでも使うような有り触れた大衆芸術の一部として昇華されてるYO。
音楽ならばライブが良い。特に息継ぎの仕方などは実際にやっているものを確認しないと参考にならない。
という訳でマグマである。地球外言語であるコバイア語は日本人にとっては完璧な『召喚の野蛮な言葉』であるし、同じフレーズの反復が多くコーラス・チャントが沢山あるマグマの曲はマントラ瞑想のネタの宝庫だ。ライブ盤も山ほどあるし、BitTorrentとかでライブのブートを只で入手することも可能だ。*3
さあ、貴方もコバイアン・マントラ瞑想にレッツ・トライ。呪われし地球人たちの滅亡を祈念しよう!

*1:或いはスピリチュアルな気分に浸る人。

*2:デメトリオ・ストラトスの「O Tzitzeras O Mitzeras」なんかは超人的な活舌と肺活量が必要なので常人では絶対に真似できないが、ヴォリュームを上げて聴くだけでマントラ瞑想の効果が感じられる位のパフォーマンスである。

*3:彼らの代表作である『Mekanik Destruktiw Kommandoh』(通称MDK)を含めた『Theusz Hamtaak』組曲(第1楽章『Theusz Hamtaak』、第2楽章『Wurdah Itah』、第3楽章『MDK』)辺りが、オペラ的な部分も多いけど、マントラ瞑想の素材としてお奨め。