2006-01-12から1日間の記事一覧
エンターテイメントの色が濃かった本書の著者の処女作エッセイ『電波男』をより一般向けにややフォーマルに書き直したものである。 『電波男』/『萌える男』の内容自体は、著者自身が書いているように昔からの文学*1の流れに沿ったモノであり、色々な所で論…
ニーチェの思想については以前に『キリスト教は邪教です』の書評*1で言及したのでここでは繰り返さない。しかし『道徳の系譜』のオチを読んだ時は思わず唸ってしまった。神を殺したのは、当に同情や平等の名の下に強者を引きずり下ろすキリスト教精神そのも…