Tweiiter of Hocuspocus_Mage The Starry Abode

『アストラル建築試論(4)アストラル・デッドスペース』の感想

このテーマの当初の目的であったFraterCSさんの11/1のブログ*1を読んだ感想文を以下に。
建築については私は全くの門外漢なので外しているかもしれないが、この『アストラル・デッドスペース』とは上記に書いたような『認知されない不自由』又は『放置されている不自由』の事だと思う。
「公共/個人」が明確に分かれていない日本の都市におけるこのような『設計しようにもできない複雑な隙間』は、心地良くない不自由を無駄な空間と共に生み出すだけだ。しかし隣接する住人の個々の観点からだけではここにある『不自由』の本質が見えてこない。個人の自由を乗り越えた「公共/個人」の切り分けをこの空間に課す事だけが、改善の余地としてのデッドスペースを明確に認識する唯一の方法なのだ。