Tweiiter of Hocuspocus_Mage The Starry Abode

2006-01-01から1年間の記事一覧

Sleepless

悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々悶々・・・眠れない。昔から寝付きが悪い。 「明日は早いからもう寝なければ・・・」「今日はもう遅いから仮眠を取って・・・」という時に限って、妙に頭の中が鮮明になる。眠気を感じ…

安価な吊り香炉

前回のエントリを書いてから色々ググってみたところ、2つ程見つかりました。 http://www.majyutsudo.jp/holder.html http://www.rakuten.co.jp/ajara2/592871/592873/694590/#705389 私は上記の業者とは接点が無いので品質等についてはコメント出来ません。…

How to use 吊り香炉

吊り香炉(censer)は儀式魔術に於いて比較的使用頻度の高い魔術武器である。単なる香炉の役割に留まらず、火による聖別の場面や薔薇十字の儀式で印形を描いたり、場合によっては火の象徴として祭壇に置かれたりする、非常に汎用性の高い魔術武器である。 とこ…

大変申し訳ありませんが・・・

「せっくす」をキーワードに検索されて当ページに流れ着いた皆様、このような辺鄙な所までようこそお越し下さり、恐悦至極に存じます。誠にお疲れ様でした。 残念ながら有益な情報はナニもございませんので、がっかりしてお帰り下さいますよう、お喜び申し上…

招命

クリント・イーストウッド主演の『ダーティハリー』シリーズを見た事のある人は多いだろう。無辜の市民の命を助ける為に、法律や警察の規則を破ってでも悪人に対して実力行使をするハリー・キャラハン刑事の姿は、多くの人達にアウトロー的ヒーローとして支…

世界をよくする現代思想入門 ちくま新書 高田明典 著*9

久しぶりに良い本を読んだ。 最初の方で「サピア・ウォーフ仮説」があたかも真理かのように話を進めるので怪しい本かと思ったが、最後迄読むと結論にスムースに話をつなげる為の方便として上手く働いている事が判る*1。 この本は「現代思想は道具であり、哲…

オカルトマニアの方々への真摯なるお願い

自称『実践派』の皆様が貴方がたを馬鹿にするような言動を取る時がありますが、全く気にする必要はありません。オカルティズムは、なんだかんだ言って、貴方がたのような健全な方々が支えているのです。 お仕事や学業、頑張って下さい。貴方がたはオカルト以…

世界を引き受ける覚悟の無い、自称『実践オカルティスト』様方への真摯なるお願い

即刻死んで下さい。 それが出来なければ一生の貴方様の瞑想部屋に引き籠もって出てこないで下さい。この世界は貴方がたの妄想の実現の為に存在する訳ではありません。どうか自分の幻想の世界を大切にしつつ、他人の足を引っ張る事の無いよう、其処から出てこ…

プロメテウスの骸の下で

今やプロメテウスの体は朽ち果て、彼の、人を愛する魂だけが、他のどの神にも支えられぬ重荷の崩壊を辛うじて食い止めている。 新しいアイオンでは、一人の神ではなく、力を持った人間一人一人が、『神』として彼の重荷を引き継ぎ、世界を『垂直』方向に支え…

拝啓錬金術師様

id:FraterCSさんの2月26日のダイアリー*1に対する「錬金術師」様のコメントへのコメント: 貴方様のコメントから、貴方様が日々真剣に、実験室の中で馬糞をこね回したり、財産をせっせと竈にくべて灰へと変換したりする御様子がありありと浮かんでまいり…

神のアップデート

もしもビル・ゲイツが「バグとセキュリティホールの無い完全なMS-Windowsは完成しているが、それが万が一違法コピーされると正規ユーザの皆さんを損させたり著作権侵害の犯罪に巻き込む危険がある。そこで敢えて不完全なバージョンをリリースし、何年かかけ…

人生で一つだけ信じて良い嘘

人生に於いて、たった一つだけ、たった一度だけ、信じて良い嘘がある。 それは、人生最後の時*1に信じる事。 「自分の一生は幸せだった」と。 その一つの大きな嘘を信じる為に、人は日々たくさんの小さな嘘を積み上げていく。 そして、それ故に、人は生きね…

山形センセイと拘束具

2/4のエントリにアクセスした人が辿ってきたリンクを見ると、はてなキーワードの山形浩生大センセイのお名前を辿ってやって来た人がダントツで多い。流石山形センセー!すげーぜ!!!同じくアンチの多い切込隊長と比べても2倍以上のアクセス数で圧勝だw…

タロット・カードは心を映す鏡

正直な話、占術はあまり得意じゃないし熱中する程好きな訳でも無い。リアル厨房の一時期にタロット占いにハマった事があるが今はもっぱらカードの絵を眺めて楽しむ事が殆どだ。 個人的な印象ではタロット占いが大幅に外れた事は無い。しかしタロットが無くて…

Sigilのデザインについての小考

個人的にはSigil魔術をやる時はFrater U∴D∴が定式化したアルファベットをトポロジカルに組み合わせてSigilを作る方法を用いる事が多い。 この方法を行う度に何時も思うのだが、シンプルなデザインを目指して考え過ぎると頭の中がトポロジカルに柔軟になり過…

魔術といえば願望達成術と占いが花形

魔術に哲学とか学問なんぞ無くても実践上は何も問題は無い。取りあえず個人的な実践上の経験についてのメモを2つ記しておく。

残酷なLOHASのテーゼ

最近『下流社会 新たな階層集団の出現 』*1という本を読んだが、それによると成人男性は大まかに『ヤングエグゼクティブ系』『ロハス系』『SPA!系』『フリーター系』の4つに分類出来るとか*2。詳細は省くが、年収とか社会的地位は兎も角としてこれら4つの…

祈りの力

昨年の秋頃に小学校の給食の時の「いただきます」を巡っての論争があったらしいが・・・ http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20060121ddm013100126000c.html 2ちゃんなんかの関連するスレを覗いてみたが、私が見た限りでは皆、形式論と建前…

ルーシーちゃんのお父さんは長生きです。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_b5bd.html http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006011229.html http://cnn.co.jp/science/CNN200601120020.html

『萌える男』本田透著:ちくま新書*3

エンターテイメントの色が濃かった本書の著者の処女作エッセイ『電波男』をより一般向けにややフォーマルに書き直したものである。 『電波男』/『萌える男』の内容自体は、著者自身が書いているように昔からの文学*1の流れに沿ったモノであり、色々な所で論…

『道徳の系譜』*1/『善悪の彼岸』*2;F.W.ニーチェ著、木場深定訳:岩波文庫

ニーチェの思想については以前に『キリスト教は邪教です』の書評*1で言及したのでここでは繰り返さない。しかし『道徳の系譜』のオチを読んだ時は思わず唸ってしまった。神を殺したのは、当に同情や平等の名の下に強者を引きずり下ろすキリスト教精神そのも…